シャンブレーは、麻をまねた、角度によって表情が変わり霜降りに見える布です。

チノクロスは、第二次世界大戦のために生まれた、キメが細かく丈夫な布である。

コットンギャバジンは、毛織物の雨よけマントから、綿織物へと変化した。ギュッと目が詰まっていて、水や風を通しにくい布。

デニムは、英国軍服に使う毛織物のサージから綿織物に展開された、インディゴの色の変化が楽しめる、厚くて丈夫な布です。

ドリルは、近代軍服の原点カーキドリルで誕生した、太い糸で厚手で丈夫な、カジュアルな布。

ガーゼは、織り目の粗い絹織物から生まれた、ふんわりやわらかで肌に優しい生地。

ギンガムは、マレー語のストライプ（genggang）の意味をもつ綿の布から誕生している。糸の配色によって、織りの構造がストライプやチェックの模様となる綿布。

ローンは、麻の薄い織物をまねて誕生した、さらりとして透け感のある、薄手で爽やかな布。

マドラスは、インドの農民階級の布として生まれた。たくさんの色と違う幅のシマの交差による複雑なチェック模様の生地。

オーガンジーは、絹織物のオーガンザから生まれた綿織物。シースルーで光沢感があり、ドレスなどの装飾に使われる生地。

オックスフォードは、19世紀末に英国の紡績会社が商品開発したシャツ生地。程よい光沢感と通気性がありつつ、しっかりした布。

ポプリンは、ローマ法王が使う絹と毛の交織の高級品として生まれた。ハリとほどよい光沢感のある布。

シアサッカーは、熱帯地のインドで生まれ、西洋の夏に定番の布。縮ジワがあり凹凸によって肌にまとわりつかず、伸びがよい。

パイル地は、ペルシャ絨毯をツールに持つループパイル構造。糸の輪っかが並んだ、吸水性がありクッション性がある布。

ボイルは、べール。透け感と、ざらざら感がある生地。

キャラコは、産業革命のきっかけを作った、表面がフラットでパリッとした布です。